森の木々と暮らす心地よさ ― 国産無垢材の魅力
木のぬくもりに包まれる暮らし
玄関を開けると感じる心地よい木の香り。
素足で歩く国産無垢材の床のやさしい感触。窓から差し込む光に浮かび上がる美しい木目。
そんな何気ない日常の中に、木の家ならではの心地よさがあります。
前回は「人と木プロジェクト」を通じて、人と森、そして家づくりのつながりをご紹介しましたが、
今回は、板倉の家に使われる「国産無垢材」の魅力に目を向けてみたいと思います。
自然が育てた、世界にひとつの表情
無垢材とは、丸太から切り出した天然の木材のことで、
一本一本に異なる木目や節、色合いがあり、同じ表情の木は二つとしてありません。
木材は熱を伝えにくく、触れたときに冷たさを感じにくい特徴があります。
また、周囲の湿度に応じて水分を吸収・放出する性質も持っています。
そして、年月とともに少しずつ変化する色合いや風合い。
新築時の美しさだけでなく、家族とともに歳月を重ねることで深まる味わいも、無垢材ならではの魅力です。
自然素材だからこそ、湿度の変化により反りや小さな割れが生じることもありますが、
またそれも、天然木が持つ性質のひとつでもあります。
木とともに、心地よい毎日を
床に座り、柱に触れ、木の香りを感じながら暮らす。
特別なことではなく、毎日の暮らしの中で自然のぬくもりに触れられること。
それが、無垢材の家が持つ豊かさではないでしょうか。
そして、その心地よさを住まいとして形にするためには、木の特徴を知り、適切に生かす大工の技術が欠かせません。
次回は、国産無垢材を生かす石山不動産の製材と職人の技術、そして家づくりへの想いをご紹介します。